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2004年05月20日

●2度目のグロ

ひき逃げを見た数年後のお話をいたしましょう。
あれは小学校低学年の時でした。

ホワワワワ~ン

その頃は社宅のアパートに住んでおりました。
アパートは敷地が広く、4階建てで2棟あり団地のようでした。
滑り台やブランコなど子供の遊べる簡素な公園もありました。
大きな柳の木がある家の前の広場は、一段下がっているため車は入れません。
そこは子供たちの格好の遊び場になっていました。
柳に登ったり、だるまさんが転んだをしたり、鬼ごっこをしたり、
実に元気に遊んでおりました。

さてある日の午後、この広場で友達とバドミントンをしていました。
車も来ないため、バドミントンをするには格好の場所です。
1時間くらい遊んだでしょうか。
バドミントンで軽く汗をかき、家に戻りました。
広場には他に誰も遊んでる人はいませんでした。

しばらくしました。
外で誰かが騒いでいます。
もしかしたらキャーキャー叫び声がしたような気もしますが、
記憶が定かではございません。
何が起きたのかと広場へ飛び出したら、
首吊り死体があったのです。
先程までバトミントンをしていた柳の木の下に。

第一発見者はここで遊ぶ子供でした。
私達がバドミントンをしている時は、
確かそんなものはぶら下がってなかったと思います。
ということは私達が引き上げた後に、首を括ったということになります。
もしかしたら私達がいなくなるのを見計らって、
どこかで待っていたのかもしれません。

それ以来、誰もここの柳の木には近づかなくなりました。
広場で遊ぶ子もいません。
それでも部屋から見えるのです。
柳の木が。
アパートの出口が柳の木の傍なのです。

中学に上がると同時に引っ越しましたが、
それまでは夜帰るのが怖くて怖くてたまりませんでした。
2年前ほど前にそこはアパートごと取り壊され、
今では新しいマンションを建設しています。
きっと柳も伐採されたことでしょう。
それでも私は今でもあの場所に近づくことができません。

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コメント

怖いというか貴重というか・・なかなかない体験ですよね。
僕もむかし近所の公園で首吊りがあって、それ以来なかなかその公園に近づけなかった覚えがあります。
しかし、その人はどういうタイミングで首つったんだろう・・気になりますね。

もしかしたら首吊りは珍しくないのでしょうかね。

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