※本文中、不適切な部分は伏せています。あらかじめご了承ください。
大使館ってその国の領土ということを知ってますか?
例えば日本にあるアメリカ大使館の敷地内は、アメリカ。
だからあんなに警備が厳しいんですね。
で、大使館の車も、一般車両と別のナンバープレートになってます。
だから大使館ナンバーの車にぶつかると、外交問題になるので気をつけてください。(勝手な推測)
話がそれましたが、要するに建物内は外国。
治外法権なわけです。
「そんなこと知っとるわー!ボケッ!」
と思われるかもしれませんが、私知らなかったんですよ。
すんません。
さて、今まで日本大使館に入ったことがなかったけど、ついに入るチャンスが巡ってきました。
言っときますが、入るのにチャンスもクソもありませんよ。
お休みじゃなきゃ、いつでも入れます。
ただカンボジアの危険情報を入手しよう思ったから。
危険度は刻々変わるので、聞いといて損はありません。
だってついこの間の3月に、プノンペン〜シェムリアップのスピードボートが、武装強盗団に襲われたんですよ。
犯人は乗客になりすましてボートに乗りこみ、ころあいを見計らって乗客を襲ったそうです。
乗客90名を全員縛り上げ、金品・カメラなど全て盗まれたらしい。
幸い乗客が抵抗しなかったため、死傷者を出さずにすんだけど、
威嚇射撃もしてきたから、殺されてもおかしくなかった状態。
日本人も4人いたそうです。
そして4月には沈没したそうです。
一人死んだみたい。
大使館側では、バス(これも強盗にあうらしい)・スピードボートの移動は危険だから、
空路にするように呼びかけてきたけど、みんなそんなに簡単に飛行機は使わない。
何故か?
答えは簡単。
飛行機は高いから。
飛行機は片道55ドル。スピードボート22ドル。ミニバス9ドル。
これを見たら普通バックパッカ―は、スピードボートかミニバスを選ぶでしょう。
だってエアー代金で、ミニバスで3往復できる計算だし。
それと今回の事件で、乗船前の荷物チェックを厳しくするって書いてあったし、
それになんといっても「一度起きるとしばらくは大丈夫だろう」
みたいな考えがあるんじゃないかな。
確かにちょっとの危険と、安上がりでいった方が旅としては面白いかもしれない。
それをネタに話が1つ増えるわけだから。
知ってる人にはどうってことないけど。
でも万が一それで襲われて、金を取られて、パスポート取られて、
身ぐるみはがされて、何ヶ月もの旅のために日焼けしてるから現地人にしか見えなくて、
身分証明したくても日本人と信じてもらえなくって、
日本大使館に保護されず、現地人として生きていくしか術がなくなって、
「あの時ケチらず飛行機にすれば・・・」
なんて悔やんでももう遅い。
もしくは、愛人と旅行中襲われて警察沙汰になり、
日本の新聞でも取り上げられ、女性同伴が家族にばれちゃって、離婚届をつきつけられ家庭崩壊。
愛人にも
「結婚してるあなたがが好きだった」
と別れを告げられ、一人でさびしい晩年を過ごし、
「あの時飛行機に乗っていれば・・・」
なんて思いながら死ぬかもしれない。
または、恋人同士で旅行中襲われて、金を全部取られて、
旅行続行不可能になり、
「タカシ(仮名)がボートで行こうって言うからこんな目に会ったのよ!」
「ユリ(仮名)だって賛成したじゃねーか!面白そうって言ってたじゃん!」
「あたし本当は飛行機が良かったのに、アンタがケチるから悪いのよ!」
「ふざけんな!このメス豚!」
「なんですって!この×××野郎!」
「なんだと?!×××・・・(以下続行)」
と収拾がつかないケンカになり、案の定これが原因で別れ、
お互い別の人と結婚し、お互い新婚旅行でカンボジアに来て偶然ばったり!
まつぼっくい(辞書がないため漢字がわかりません)に火がついちゃって、
「あの時飛行機に乗っていれば・・・」
なーんて、昼メロドラマ顔負けの展開になるかもしれません。
とにかく、安物買いの銭失いになることもあるということ。
安全と時間を金で買ってると思えば払えるはず。
「飛行機だって落ちるぞ」というご指摘もあると思いますが、沈没・衝突に比べたら危険度は低い。
だいぶ話がそれちゃった。
元々何の話だっけ?
そうそう。日本大使館だ。
情報収集に行きました。
大使館の前は必ず警官がいます。
変な奴が近づかないよう見張ってるんですね。
あまりにヒッピーな格好をしてると、どこかに拉致されますから、一般常識的な格好がいいと思います。
「LONELY PLANET」にも書いてありました。
で、ドアを開けてもらって、めでたく日本国領土へ入れました。
ここは日本です。でも警備の人は現地の人ですから日本語はわかりません。
入れたうれしさの余り、
「今日はいい天気ですね」
などと、
世間話をしても通じませんから気をつけましょう。
まず何の用件で来たのかを説明し、ノートに名前と国籍を記入したら、お次は荷物チェックです。
空港の金蔵探知機のゲートをくぐって、ブザーが鳴ったら荷物を調べられます。
横にX線で荷物チェックするのがあったけど、このときは使いませんでした。
人相の悪い人は念入りにチェックされるかもしれないです。
心配な人は笑顔を絶やさず、素直にいうことを聞きましょう。
全てのチェックが終わったら、ドアを開けて目指す建物を教えてもらいます。
私は銀行の窓口みたいに人が座ってて、
1.パスポート紛失係
2.パスポート増補係
みたいになってんのかと思ってた。
実際は全然違ってて、古い病院の待合室の感じがした。
壁にポスターがいっぱい貼ってあって、情報の書かれた紙が入ってる棚があって、窓口は1つ。
窓ガラスで隔ててあるので、話すときは電話を使う。
別に期待してたわけじゃないけど、なんだかがっかり。
危険情報だけもらっていった。
いいこともある。
日本の新聞が読めること。
カンボジアはまだ他の国(シンガポール・タイ)からの古いのをもらってるので、5日前の新聞が一番新しかった。
きっと他の国に行けば、毎日新しいのが読めると思う。
毎日行く人はいないと思うけど。
聞いた話では、ラオスの日本大使館は本類が豊富で読み放題といううわさ。
ほんまかいな。
ってことで日本大使館体験話じゃなくなったが、まあそれもよしとしよう。
2000/6/21 |