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たまには贅沢も必要だ
旅行を始めてから、お風呂に入っていない。
毎日シャワーは浴びているが、バスタブ付きの宿に泊まってないから。
シャワーも、水シャワーだけのところも多い。
蒸し暑い東南アジアでは、水の方が気持ちいいが、できればやはりホットシャワーの方がいい。


さて、ペナンでは絶対泊まろうと決めていたホテルがあった。
CITITELだ。
ここは、相方の出張中の定宿で、毎日ここから通勤していたなじみのホテルだ。
ペナンは一応リゾート地なので、ツアーで来ると、ビーチ沿いの高級ホテルに滞在することになる。
しかしこのCITITELは、市の中心部にあり、長期出張の滞在者が多い。
今は落ち着いたが、一時期は日本人ビジネスマンが占領していたそうだ。

CITITELに着いた。
一応高級ホテルなのに、徒歩で、しかもでっかいリュックでチェックインする人は、誰もいなかった。
ちょっと恥ずかしい・・・
ロビーは大勢の客で、ごった返していた。
どうやら連休の前らしく、一番安いツインが空いてなく、高い部屋になってしまった。

しかし高いだけあって、なんでもあった。
でかいTV・冷蔵庫・バスローブ・スリッパ・アメニティキットetc....
もちろん電話もある。おかげで広州以来のネット接続が出来た。
いつも相方の泊まってた部屋よりも格が上なので、相方も驚いた。
どうやら壁紙から違うらしい。
硬めの大きなベッドでゴロンとすれば、すぐ眠りにつきそうだ。
あ〜幸せ・・・。

・・・はっ!寝ちゃいかん!先にやることがあった。
そう。お風呂に入ること。
すかさずお風呂チェック。
バスタブもきれいで深め。バスタオルもHOTMAN並にフカフカ。
これはくつろげそうだ。
熱めのお湯をはって、肩までつかると、もう体が溶けそうだ。

こんな時じゃないとできないこともやっておく。
垢すりとムダ毛剃り。
垢すりは、韓国で買った垢すりで体中こする。
出るわ出るわ。真っ黒い垢が。
今までこんな汚い体だったのかと、自分でも驚いた。
一皮むけたけど、黒さはたいして変わらなかった。
それだけ日焼けしたってことだ。

次に足と腕のムダ毛剃り。
いい具合に、T字カミソリが置いてあった。
全然気にしてなかったんだけど、ムダ毛ボーボーだとまずいかなと考え始めたので、挑戦してみる。
いやー。きれいになるもんですね。
触るとざらつくけど、見た目は良くなりました。

お風呂から上がって、ベッドの上でTVを見る。
よし決めた。今日はホテルから出ない。
ホテルをとことん満喫しよう。
幸いここにはヘルスセンターがあって、プール・サウナ・スチームバス・ジムも完備。
せっかくだからやりに行こう。

プールは温水じゃなくて水。それもかなり冷たい。
その中にジャグジーもある。
あんまり寒いので、ちょっと泳いではサウナで温まってた。
相方は移動が疲れたのか、まったく泳がずグーグー寝てた。
プールサイドでひたすら寝てたので、従業員が、

「死んでんじゃないか?」

と心配して何度も見にきた。
私も生きてるのか心配になり、何度も確認したほどだ。

順番は逆だが、お風呂入って、運動して、後はTVでも見てのんびりしようと部屋に戻った。
TVはNHKが見れる。
この日は『お江戸でござる』をやっていた。
母親がよく見てたが、私は今回が始めて。
きっと日本で見たらおもしろいと感じないと思うが、久しぶりの日本のTVは新鮮に感じた。
思わず最後まで見ちゃったよ。
しかも笑ってしまった。NHKで笑うのもくやしいな。

夕飯だけ外に食べに行ったが、それ以外はずーっとホテルにいた。
こんなにホテルって居心地いいんだ。
あーこの後また安宿泊まるの、いやになってきたぞ。
でもこんなことしてたら金がなくなるから、そうも言ってられない。
きっと毎日ここに泊まってたら、ここに慣れちゃって、

「もっといい所泊まりたいー!」

って思うようになるはず。
だからたまに泊まる方がいいのかもしれない。
高級ホテルのサービスを堪能できるし、安宿の良さも再確認できるし。
特に金銭的な面で。
しばらくこういう所はおあずけだけど、またちょっと贅沢していい所に泊まろうと思う。
精神的にもリフレッシュしたいから。

2000/8/11

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