エジプト人は、インド・モロッコ人と並んで、
しつこい&うるさい人種と開いていた。
相当商魂たくましいらしい。
インドへいく前にも、インド人はどーのこーのという話をきいてたが、
いざインドへ行ってみると、リキシャも断われば帰ってくるし、
物乞いも無視すりゃ散ってくしで拍子抜けしたものだ。
エジプトはどうだろうか。
やはり大したことなかった。
うそつき・しつこい・うるさい奴は世界中どこにもいるもので、
エジプト人の多くがそういうグループに分類されるとは思えなかった。
むしろ、そういう人間の方が少なかったかもしれない。
ボッてくる奴は相手にせず次の店へいけばいいんだし、
暴力ふるうでなし、旅行しやすい国なんじゃないだろうか。
でもルクソールは別格だ。
王家の谷やハトシエプストというピラミッドに並ぶ見所が豊富なため、
観光客が大勢やってくる。
そのため町ぐるみでボるようになったようだ。
こっちが値段を知っているようなものは、おつりなしできっちり渡して、
とっとと帰れば良いのだが、おつりがあるときは困る。
たとえば1.5E£のものを買って2E£だすと「サンキュー」で終わる。
サンキューじゃねーんだよ。つりよこせ。つり。
あと「これいくら?」と聞くと考える。
毎日売ってるくせに考えてるんじゃねー。
だから、いつもの値段を渡して文句言われる前に立ち去ることが肝心。
全部の店がそうでないにせよ、旅行者ずれした町というものは居心地が悪いものだ。
これを読んでる人の中には、
「1E£(¥30)ごときでガタガタいってんじゃねー!」
って思うかもしれないが、その1E£がこっちじゃ1食分になるのだ。
それに「たかが1E£」と言って1人が払い始めると、
「外人は2倍の値段でも払ってくれるのか!」
と思い込み、次から来る旅行者にも被害が及ぶ。
これまた払っちゃうことを続けると、
その町はもう
「そうか。外人は2倍、3倍でも安く感じるから払ってくれるんだね」
って思っちゃう。
これを「ルクソール現象」もしくは「ペトラ現象」と勝手に呼ぶことにした。
私はあからさまな被害は受けてないけど、
行った人の話を聞くと40℃の暑さも手伝ってか、かなり腹立たしい思いをしたそうだ。
そういえばホテルの従業員にはムカついた。
金銭の面では文句は無いが、やたらと
「トモダチー、マイフレンズー。オッハー!」(今会ったばっか。しかも私は客)
と怪しい日本語を連発してしつこかった。
私はこういう片言の日本語(主に時代遅れのギャグ、流行語)を話す人間が、
日本人ですら大嫌いなので不快だった。
きっと誰かが
「今、日本でこういうギャグが流行ってんだよー」
とか言って教えるんだろう。
それが周りの人間にも、
「この前、日本人に教えてもらったギャグがあるんだー。これを使えば超ウケるぜ」
って、あっという間に広まるのだろう。
広まる頃、すでにすたれたギャグになってるとも知らずに。
こういう思いをするもの、有名観光地ならではなんだけどね。